会長所信 「人と人との心の繋がりから世界平和へ」

会員の皆様へ


第4代会長 粕谷充史

この度当協会会長として皆様からご信任をいただきました、粕谷充史でございます。

24年間という長い協会の活動の歴史と歴代会長、(第1代・小林会長、第2代・野口会長、そして第3代・實吉会長)及び会員の皆様の民間国際交流活動へのご理解、ご尽力に深く敬意を払い、感謝致します。 

【時代を超越して】

近年、国際情勢は大きく変わり、戦後70年を迎えた我が国と近隣アジア諸国及びに欧米諸国との政治的な関係性も大きくその様相を変えてきており、諸外国との外交手法もその時代背景とともに変化しております。しかし、時代を超越して私たちの民間国際交流活動が目指すところは、常に平和な国際社会の実現、維持であることは私の信条であります。

また、経済界では目まぐるしい速度でグローバル化が叫ばれる中、各企業がしのぎを削り海外でのマーケットシェア拡大のための人材育成に力を入れてきております。

国際社会における政治及び経済活動の中で、その潤滑油として常に大きな役割を果たしてきているのが民間国際交流活動であり、国境、政治、宗教、文化、人種、そして世代を超越したところでの、「人と人との心の繋がり」が長い年月を経て育ち広がり、その絆が国際社会における相互理解と親睦、そして友情へと発展しています。その繋りが近年の革新的情報技術の発展により、(SNSやブログなど、インターネットを通じて)さらに大きな広がりを見せており、いわば「ボーダーレス グローバル社会」が形成されつつあります。 

私たち狭山市国際交流協会は創立以来、常に培ってきた「人と人との心の繋がり」をもっとも重んじ、これまで国内外の政治状況にとらわれない草の根の民間国際交流活動を通じて世界中の多くの方々と繋がり、友情を深め合う機会を提供し続けてまいりました。今後も変わることなく、この一人一人の心の繋がりを大切にしてまいります。

【姉妹・友好都市交流】

わが町、狭山市と姉妹都市及び友好交流都市との民間交流活動をさらに継続発展させてまいります。世代を超えて教育・文化芸術、そしてスポーツを通じての交流、各国各都市との経済産業界の交流も積極的に取り組んでまいります。

* 統營市交流部会

* ワージントン市交流部会

* 杭州市交流部会

【異文化共生都市を目指して】

今日、狭山市内にも多くの海外から移住される方が増加しており、私たち協会の看板事業ともいえる日本語学習部会による日本語教室の拡充は急務です。 地域における民間産業、行政、及び学校と連携し、市内を中心に外国籍の方々への日本語学習サービスの充実を図ることにより、当協会が在住外国人の方々のセーフティネットワークとしての役割を担い、国際交流活動を通じて地域社会における相互の異文化の理解、共生の実現を目指してまいります。

* 日本語学習部会

* ふれあい部会

【人と人との心の繋がり】

私たちの活動をより広く多くの方々に知っていただき、異文化交流、さらには異文化共生活動を通じて人と人との心の繋がりが広がっていくことを目的として、あらゆるメディア、インターネット媒体、そして会員向けニュースレター等を駆使して私たちの活動を広く発信してまいります。

* 広報部会

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