第3回「中国を知る会」で中国をもっと知りました

<報告>
2016年1月23日日曜日、中央公民館第5学習室で第3回「中国を知る会」が開催されました。集まった参加者は18人で、これに対し3人の西武文理大学の留学生、鄭广曄(テイ コウカ)さん、兪裕木(イ ユウキ)さん、高孟停(コウ モウテイ)さんがマイクを取って、故郷の様子や狭山で学ぶ今に至った事を流暢な日本語で話してくださいました。

先にスライドを交えた故郷の様子や伝統文化を話していただいた後、会場をレイアウトしなおして、質問タイムになりました。
参加者からは「どうして日本に来たの?」とか「将来の夢は?」等々、聞きたいことは次から次へと止まりませんでしたが、どの質問にもよく答えていただき、その中から、テレビのニュース番組や観光番組からは得られない新しい中国の側面が垣間見ることができました。
鄭さんと兪さんは現在4年生で今春卒業の予定とのことで、来年は現在3年生の高さんが中心となって、再び参加してくれるとのことでした。

<感想文>
第3回「中国を知る会」では、3人の西武文理大学の留学生がそれぞれ中国の故郷を魅力的に紹介してくれました。

まずは黒竜江省出身の鄭广曄(テイ コウカ)さん。ハルビンが省都である黒竜江省には少数民族(注:中国では漢民族以外の55の少数民族を定め、少数民族政策を取っている)である朝鮮民族がたくさん住んでいて、鄭さん自身も母国語は朝鮮語だそうです。また中国で一番寒い地方で、真冬には−40度を超えるほどの気候を利用して1〜2月には氷の祭典が開かれるそうです。凍った川の氷を使って作られたお城などの写真は、その大きさも精巧さもすばらしかったです。
二人目は福建省出身の兪裕木(イ ユウキ)さん。福建省は闽(ビン)とも呼ばれ、烏龍茶で有名な所です。烏龍茶には5種類あり、中にはなかなか飲めないような高価な物もあるそうです。世界遺産である武夷山や福建土楼があるそうです。武夷山は切り立った岩や崖が絶景で、福建土楼は伝統的な土壁でできた巨大な建築物です。一つの建物に80家族も住んでいたとは驚きです。どちらも是非行ってみたいと思いました。

もう一人が河南省出身の高孟停(コウ モウテイ)さん。高校卒業後、日本で勉強したいと日本語を学び、来日した事を話してくれました。

さすがに大きな中国、まだまだ知らない事がたくさんあります。3人の方の故郷はこんなに良い所だよ、という気持ちが伝わってきました。テレビなどで見るより、生の情報が聞けてますます興味が湧いてきました。参加者達も、旅行や仕事で行った地方に想いを馳せながら留学生に質問をしていました。また、ここ狭山市で充実した学生生活を送り、将来に夢を持って頑張っている様子を聞く事ができて嬉しく思いました。
(記:加藤 祥代)

<アンケート結果>
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