6月28日、第一回国際理解支援授業を行いました。

今年度の「第一回国際理解支援授業」を6月28日(火曜日)、市立御狩場小学校の6年生2クラスを対象に実施しました。

当日は小雨の降りしきる中、タイ人荻原タナリンさん、サポートのタイ人柴崎サナリーさん、フィリピン人岡村理亜鈴さん、中国人黒澤娣さん、エチオピア人伊藤イヌエさんの5人の外国人とSIFAの支援スタッフ4人(粕谷会長、草野副会長、千葉哲男さん、奥田紘子さん)が定刻の9:15、御狩場小学校に集合しました。

出迎えの三宮校長先生、担任の佐々木先生の案内で控室に入り、5人の外国人はそれぞれ持参した民族衣装に着替えを済ませ、6年生2ラス50名弱の待ち受ける教室に入りました。

トップバッターとしてタイ人荻原タナリンさん達が登場し、タイ語の挨拶ことば、学校制度、仏教式の教育、タイの民族衣装などを分かり易く説明しました。

次に中国人黒澤さんが、簡単な中国語の挨拶、世界遺産のこと、中国料理のことなどを丁寧に説明し、同じ漢字で全く違う意味の、「手紙」=トイレットペーパー、「情報」=ニュース、などを紹介して終わりました。

3番目にはフィリピン人(昨年日本国籍を取得)岡村理亜鈴さんがフィリピン島の数(7,000以上)、挨拶言葉(タガログ語)、学校制度のことなどを話してくれました。

最後に登場したエチオピア人伊藤イヌエさんは、民族衣装を纏い、エチオピアという国の特徴、80以上の民族の連邦共和国であること、1年が13ヵ月あること、キリスト教徒が60%、イスラム教徒が30%であること、そして最後にエチオピア流ティーセレモニー(コーヒーを使った”茶道”みたいなもの)を、実際にコーヒー豆を何種類か見せながら説明してくれました。エチオピアがコーヒーの原産地だと知ってみんなビックリ。コーヒー豆を取り出し、匂いを嗅いだり、食べてみたり大騒ぎでした。

5人のお話が終わって、それぞれの国の民族衣装を実際に着せてもらったり、外国人を囲んで記念写真を撮りあったり、教室は大騒ぎ!予定の授業時間を過ぎて12時過ぎて3時限目の授業を終えました。

最後に生徒全員と外国人の皆さん、スタッフ、校長先生と文字通り全員集合での記念撮影まで、楽しく充実した授業になりました。

校長先生、担任の佐々木先生からは、来年も是非よろしく、とリクエストを頂きました。

5人の外国人の皆様、サポート・スタッフの皆さん、本当にご苦労様でした。

副会長(日本語学習部会火曜日スタッフ) 草野 喜実勝 記

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