青空の広がる10月10日(火)外国人4名スタッフ4名で山王小学校へ行き、国際理解教育支援授業を行いました。
視聴覚室には5年生2クラス68名の児童達が、先生から事前に渡されたプリントを持って集まりいよいよ授業の開始です。
そのプリントは「世界を知ろう」のタイトルに国別にメモするようになっていました。
まず中国の黒澤さん。中国の面積や人口・あいさつ・歴史などの話など。中国の学校の勉強は日本よりが難しいとの事。実際の算数と国語のテストを皆に回してみてもらう。
「加油」は中国語で応援という意味だそうで、予想外の回答にみんなびっくり。
次はエチオピアの伊藤さん。たくさんの民族がすんでいるので、80以上の言語がある。
主食はクレープのようなもので、牛の生肉も一般的に食べられているとの事。「大丈夫なの?」と生徒から心配する声。「大丈夫よ」と伊藤さん。
コーヒーという言葉はエチオピアから始まったそうで、コーヒーセレモニーを披露し実際にコーヒー豆を皆に試食してもらう。「あまり苦くない」と一粒をかんで味わっていた。
また蜘蛛の糸で作られたスカーフには歓声が上がる。
ここでお休み時間。いろいろな民族衣装を生徒たちが着てとても賑やか。
3番目はタイの斎藤さん。少し言葉に不安があるので、スタッフの鈴木さんがクイズを作ってお手伝い。3択で挙手してもらって盛り上がる。例えば学校にあるお店は何でしょうか?①ラーメン屋②アイスクリーム屋③お菓子屋 答えは全部でみんなびっくり。給食がないので、学校にお店があって何でも買え、しかも外のお店に比べて安いそうです。
日本の学校では考えられないので、みんな驚いてしまう。
最後はフィリピンの岡村さん。7641の島国と聞いてみんなびっくり。またスペイン・アメリカ・日本などの国が統治したため、純粋のフィリピン人はいないとの事。岡村さん自身も中国とスペインの血が入っているそうです。一番みんながうらやましがったのは、夏休みが2か月半で宿題なしの話でした。
熱心にメモを取りながら、一生懸命聞いてくれた児童たち。
あっという間に授業終了でした。
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