お天気が応援してくれたかのような小春日和の12月10日(日)国際交流の集いが開かれました。
今までの元気プラザから、今年は初めて公民館との共催で、新装の新狭山公民館での開催です。
新狭山公民館の副館長小林さんに、事前に今回の国際交流協会の集いについての感想をお聞きしました。
「もともと国際交流の盛んな土地でここでの開催は良いと思います。
共催という初めてのことで分からないことばかりでした。3か月間手探りでやってきました。
また地元の方にもお餅つきの協力をお願いしており、何とか成功させたいと思います」との事でした。
SIFAスタッフは前日の飾りつけ等に続き、当日は朝早くからふれあい部会の滝口さん、奥田さんはじめスタッフの皆さんは準備に大忙しです。
毎年調理室で各国の料理が作られていましたが、調理室のスペースの関係で、
当日の調理はチジミとフィリピンのマハブランカとお餅のみで、他の国の料理は業者にお任せしました。
募集人員も100名に限定し、例年に比べ規模の小さい集いになりました。
いよいよ10時半受付開始、11時過ぎにSIFA粕谷会長の挨拶で開会式の始まりです。
小谷野市長からも「国際交流はますます大事になっていき、新狭山公民館と国際交流協会の役割は大切」とのご挨拶。高橋自治会連合会会長、片山新狭山3丁目自治会会長など列席いただきました。
スペシャルゲストとして2016年度ミスワールド日本代表吉川ブリランカさんの参加には参列者一同びっくり。
日本人の母とインド人の父とのハーフだそうで、美しいのは言うまでもなく、気品があり、黒い装いにもかかわらずオーラをまとった素敵な方でした。彼女はインド料理を提供していただいたオルン チャンドラさんのお嬢さんでした。
11時半から公民館前の駐車場で餅つきが始まりました。この餅つきは新狭山地元の塚本さん栗原さんのご尽力により、
温かい日差しのもとで行われました。
インドネシア・インド・ベトナム・タイ・フィリピン・トルコ・アイルランド・中国・韓国・ヨルダン・ネパールなどの国から参加した人たちも、希望者が餅つきをしました。トルコからの女性は餅つきを初めて体験した感想は、「amazing」だそうです。
お子様用の杵で子供達も「重~い」と言いながら楽しそうに体験していました。
ミスワールドの吉川さんが杵を持つと、カメラを構える人が一層多くなったような気がしました。
皆で「ヨイショ」と大きな掛け声をかけながら、全員参加した餅つきでした。
食事開始時間まで皆さんはSIFAの各部会の展示を見たり思い思いに過ごしていました。
参加者の一人アイルランドのフランキーさんは家族4人で参加。
彼のセーターはクリスマスツリーにキラキラの電飾が付き、とてもかわいいセーターでみんなを喜ばせてくれました。
何でも彼のお母さんがアイルランドから送ってくれたセーターだそうです。
12時。ネパールの「豆カレー」・インド「サモサ」・ヨルダン「クスクス」・韓国「チジミ」・フィリピン「マハブランカ」・日本「狭山茶入りお餅」の6種類の料理を仕切りのあるプレートに入れ、いよいよ食事開始です。
食事室は2室用意され思い思いに歓談しながら、皆さん盛り上がっていました。
感想をお聞きしました。地元の男性は「おいしいです。おなかの中で国際交流です」と、
また中国とベトナムの4人は「今日初めて会って友達になりました。お料理おいしいです」答えてくれました。
13時から参加者全員ホールに集まり、フィリピン民族舞踊の始まりです。
4種類の踊りをそれぞれ衣装を変えながら、見せてくれました。
ココナッツの中身を取った固い皮を体につけ、手に持ったココナッツで打楽器のようにそれを叩きながら踊る男性の踊り、山岳民族の踊り、お祭りの踊り、聖書をもって聖書の勉強の踊りなどとてもカラフルで楽しい踊りばかりでした。
最後にバンブーダンスが行われ、体験もできました。
少し教えてもらってから、竹に挟まれないよう皆楽しそうに踊っていました。
そして14時SIFA粕谷会長の挨拶と、奥田さんへの感謝で無事お開きとなりました。
広報部 小池律子記
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