「やさしい日本語」ワークショップ開かれる

2月24日(土)新狭山公民館で、日本語学習部会の研修会が行われました。

”ピナット~外国人支援ともだちネット”(三鷹・武蔵野をベースに活動)の新居みどりさんを講師に迎え、16名が参加しました。

四人で一つのグループを作り、各自の自己紹介をA3の用紙に書き、わかりやすく説明をするワークから始めました。


講師の新居先生



熱心に講義に耳を傾ける日本語教室の講師の皆さん

「やさしい日本語」の理解を深めるために、①「やさしい日本語」に言い換える ②「やさしい日本語」で伝えるという演習に取り組みました。グループ内の話し合い、二人でするロールプレイ、意見の発表とワークは進みました。

参加者はロールプレイでは外国人になり、言葉を教わる側になったり、難しい言葉をわかりやすく説明する工夫をしたりと活発で、楽しいワークとなりました。

私たちが使っている日常会話が外国人にとっては、とても難しい言葉であることをこのワークで実感しました。また、「やさしい日本語」に言い換えるポイントを学びました。(要点を伝える、文を短くする、漢語は和語になど)

日本語教室で、すでに実践していることでもありますが、わかりやすい言葉を使って教えることの大切さを再認識する場となりました。

「やさしい日本語」とは・・・

阪神淡路大震災の経験を元に、日本語も英語も十分にわからない外国人の方々に必要な情報をわかりやすく提供し、適切な避難行動が取れるように考え出されたもの

◎高台へ避難してください➡高いところへ、にげてください

 日本語学習部会 千葉洋子 記

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