2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けてのセミナー 「英語で学ぶ 国際理解」

9月30日(日)に狭山市中央公民館第1ホールで、セミナー「英語で学ぶ国際理解」がカナダ人のWilliam Salter氏とアイルランド人のFrancis Lafferty氏をお招きして開催されました。会場に集まった78名のうち11名がSIFA会員(14%)、67名が非会員の方(86%)でした。大型台風が狭山を直撃する予報の中、集客が危惧されましたがこれまでのセミナーではもっと多くの参加者が参集し、開始前から会場は熱気に包まれました。


講師紹介(右がSalter氏、左がlafferty氏です)


会場の様子


お二人の講演後の質疑応答

お二人の講師は共に、狭山市内の小・中学校でALT(外国語指導助手)教員として10年以上勤務なさっていて、会場にはお二人の知己の方もお見えになっている様子でした。最初にSalter先生がこれまで過ごしたカナダでの生活、そしてカナダの社会と文化についてお話になり、続いてFrankieさんとしてSIFA会員にもお馴染みのLafferty先生が、ご自身のアイルランドでの生活、そしてアイルランドの社会と文化についてお話になりました。お二人の講演の後のQ&Aではそれぞれの講師の方への質問も多く出され、活発で楽しい質疑応答が繰り広げられました。


お二人の講師によるモデル会話のやりとり


Role Playでのガイド役の参加者とLafferty氏の楽しい会話

休憩後の後半は2020年のオリンピックで狭山を訪れる外国人を想定しての英会話の練習。お二人の明るくて楽しいお人柄もあって、会場はしばしば笑いの渦に包まれ、参加者も楽しく英語を学びました。特に後半の「Role Play」では狭山市駅周辺などに設置される「ガイドボランティア」役を参加者から挙手で募り、指名されたボランティア役の方に対し、お二人の先生が交代で狭山市を訪れた外国人役を演じて、即興での英語会話が繰り広げられました。ここでの何組もの英語でのやり取りも非常に楽しく、あっという間に時間が過ぎ、笑いの絶えないセミナーとなりました。 

2020年のオリンピックの「公認プログラム」として認定された今回のセミナーには狭山市のオリンピック準備室から担当者もお見えになり、オリンピックに向けての機運も一層高まったセミナーとなりました。 

(ワージントン市交流部会部会長 安富成良記)

コメント