第27回あじさい祭り並びに第30回国際交流の集いが開催されました

一日中冷たい雨だった前日が一転し、心まで晴れ晴れするような快晴となった6月16日(日)、今年も新狭山駅近くの中原公園に多くの人が集いました。通称 “あじさい公園” と呼ばれている中原公園には、あじさいサポート隊の人たちが年間通して世話をしているあじさいがたくさん咲き、人々の目を楽しませてくれています。残念なことに、今年は冬から春にかけて雨が少なかったため例年に比べると花が少なかったということです。


小谷野 剛 狭山市長

粕谷充史SIFA会長

 多くの来賓の方々が臨席されての式典は午前9時30分に始まり、狭山市国際交流協会(SIFA)の粕谷会長、小谷野狭山市長の挨拶がありました。狭山市の女子サッカーチーム「ちふれエルフェン埼玉」の選手3名、そして狭山市の公式イメージキャラクターおりぴーも駆けつけてくれました。


タイ民族舞踊

アトラクションは、「ぞうさん、きりんさん登場」の紹介で登場した新狭山保育所の子どもたちの遊戯から始まりました。体に響くけやき太鼓や子どもたちのチアダンスが祭りをより盛り上げていきます。3年生が試験で不参加のため1・2年生だけという堀兼中学校、新狭山小学校、狭山清陵高等学校、新狭山民謡愛好会と地元の皆さんの歌や楽器の発表が続きます。「少々雲行きが怪しいね」という声がテントの中で出始め、SIFAの出し物がもうすぐという頃、乾いた地面にとうとう大粒の斑点が付き始めました。幸いほどなくして雨は止み、アトラクションが再開です。マジックショーの後、登場したのがSIFAの出し物、埼玉県在住タイ人クラブのみなさんによるタイ民族舞踊です。先ほどの数分間の雨は、舞台上をはだしで踊るタイ舞踊の人たちにとっては恵みの雨になったようです。昨年のNHK紅白歌合戦でAKB48のバックダンサーの一員として踊ったという女性5人と男性1人の計6人が舞台に上がりました。タイの地方の踊りで、だれでもどこでも、祝いや楽しい時などいつでも踊る踊りなのだそうです。踊り用のきらびやかな民族衣装を着て、しなやかに指を動かしながら優雅に2曲を舞い、3曲目は会場の人にも参加を呼びかけながら舞台の下へ。会場では輪がどんどん広がっていきます。SIFAのスタッフや日本語教室に来ている外国人も踊りの輪に加わり、中には「よっ、よっ」と掛け声をかけ、盛り上がっている人もいます。遠く離れた故国を思いながら楽しいひとときを過ごしてもらえたようです。


会場のみなさんも一緒に

狭山市国際交流協会20周年事業で配布された『市国際交流協会のあゆみーともだち』によれば、「あじさい祭り」並びに「国際交流の集い」には、日本語教室ができた1992(平成4)年以降共催の形で参加しています。ちなみに狭山市国際交流協会(SIFA)が設立されたのはその前年の1991(平成3)年です。新狭山教室を中心に、日本語教室に来ている外国人が歌や振り付け、踊り、あるいは出身国に関するクイズ問題等々練習を重ねて発表してきました。「前々日からのテント設営を含め、発表に向けて1か月以上に渡る練習が大変だった」と当時を知るスタッフが、大変だったと言いながらも感慨深げに話してくれました。新狭山公民館の改装工事が始まった6年前から、フィリピン舞踊団や今年のようにタイ人クラブといった外部団体に発表をお願いするようになっています。

アトラクション終盤は狭山市を拠点に智光山公園などで練習をし活動するチアダンスチーム DREAM WONDERLAND(ドリームワンダーランド)のチアダンス。さすが世界大会優勝チームです。「笑顔は周りを元気にさせる」をモットーに、笑顔いっぱいで、キレのあるすばらしいダンスを披露してくれました。最後は、今年も狭山YOSAKOI紗恋乱のよさこいソーラン踊りでした。踊りはもちろんですが、とても大きなよさこい旗を地面につかないように一生懸命振り回している姿が印象的でした。


SIFAテントには各国料理のお店が

今年の模擬店にも、定番ともいえるかき氷・綿菓子等の他にあじさいまんじゅうや焼き鳥そしてビールが並びました。SIFA関係の店は韓国のチヂミとトッポキ、ネパールのカレー・ターメリックチャーハン等、ヨルダンのチリコンカーンでした。粕谷会長が「今日はエスニック料理を楽しんでください」と挨拶の中で話されましたが、「チリコンカーンがおいしかった」とかナンを片手にカレーをおいしそうに食べている人もいました。おいしかった!と嬉しそうな外国人に「何を買いましたか?」と尋ねたら「ビール」と言いつつ、スマホを出して綿菓子の写真も見せてくれました。


市長と埼玉県在住タイ人クラブのみなさん

式典の挨拶で、オリンピックにも触れた市長にお聞きしました。狭山がずっと大事に続けてきた七夕祭り、その会場の七夕通りなど狭山市内を聖火ランナーが走るという大きな催しに来年の七夕祭りが例年以上に盛り上がりそうです。オリンピック成功に向けてのボランティアに、日本人だけでなく、狭山在住の外国人にも参加してもらい、自分の国からの来た人に対応するなどーそれは『外国人の活躍のチャンス』になるのでは、とも話してくれました。


SIFAスタッフが笑顔でお迎えします

この日SIFAのテントを訪れたのはSIFA日本人会員28人、中国・タイ・フィリピン・ネパール・韓国・アイルランドなど出身の外国人42人でした。日本語教室に来ている(来ていた)外国人は15人ほどで、子どもを連れてなつかしい顔を見せてくれた人もいました。より多くの外国人に、あじさい祭りに参加し、見て、食べて、踊って楽しんでもらえたらと思いました。

広報部会 齋藤あや子 記

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