狭山市とワージントン市の中高生によるオンライン音楽交流会が開催されました

 314()の午前930分からオンラインによる音楽交流会が日米合わせて約90名が参加して開催されました。今回は緊急事態宣言の延長を受けて、密を避けるために狭山市からの参加者は、狭山台中学校から参加した人達(小谷野狭山市長や同中学校の生徒を含めて10数名)、西武学園文理中学・高校から参加した人達(西武文理の中高生を含めて8名)、そしてご自宅などから参加した人達(10数名)の3つのグループに分かれて参加しました。

 コロナ禍により人的交流が困難になる中、新たな交流スタイルとして今回の音楽交流会が企画され、前半は両市の中高生の合唱や吹奏楽の演奏(各26分)を映像で紹介し、後半には演奏に参加した両市の中高生を中心とした人たちによる質疑応答を行いました。両市の中高生の音楽活動はコロナ禍の影響で大変大きく制限されていますが、そうした中でコロナ禍以前に撮影された映像も取り入れながら、音楽を愛する中高生たちによって音楽交流が繰り広げられました。

SIFAが制作した映像ではこれまでの両市の中高生の音楽交流を振り返ると共に、東日本大震災直後にワージントン市で開催された「日本支援コンサート」(事前に収録した狭山市の中高生の吹奏楽と合唱もコンサートで紹介された)を振り返り、震災後、南相馬市の中学校から全国に拡がった合唱曲「群青」を狭山台中学校の生徒が歌う映像も紹介されました。

 後半の質疑応答の時間では、「コロナ禍の中でどういう練習をしてきましたか」「今、学校はどのように授業などを行っていますか」などといったことについてなど、次々と出され、予定されていた時間を30分近くオーバーする楽しい交流会となりました。

  なお、音楽交流会の翌日の315()に卒業式が行われる狭山台中学校の「群青」を歌ったクラスの生徒たちも質疑応答に参加していましたので、生徒たちへのお祝いのメッセージや交流会全体の感想などを交流会後すぐメールで送って欲しいとお願いしたところ、スコット市長を始めとする22名の方からお祝いメッセージや感想のメールが送られてきました。送られてきたメール文をすべて和訳し、315日の卒業式当日の8時前までにクラスの生徒たちの人数分を印刷した小冊子をお届けしました。

 また、狭山ケーブルTVでは「東日本大震災:被災10年を迎えて~姉妹都市ワージントン市との交流、絆、そして祈り」という番組を325日(木)から41()まで、午後8時から1時間の特別番組を放送し、今回の音楽交流会で流された両市の映像などを放送します。

SIFAの動画
https://vimeo.com/521073474/f05fbd3998

WIFAの動画
https://vimeo.com/522107573/902d4cf7d7

ワージントン市交流部会 安冨成良 記

コメント

  1. 狭山ケーブルテレビ中津川です。放送日程のご案内と訂正です
    放送は2つ

    1.3月19日から25日  「タウンニュース」  3分程度
       6:30/12:00/15:00/19:00/23:00
    2.3月26日~4月1日  「ちゃっぴぃ撮影隊参上」1時間程度
       20:00~

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    1. 「タウンニュース」のご案内と「ちゃっぴぃ撮影隊参上」の放送日程の訂正、有難うございました。今回は大変お世話になりました。

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