狭⼭市国際交流協会 会員の皆さまへ
今から20年前、私は2000年12⽉に前職勤務地であった⽶国中⻄部から帰国し、故郷狭⼭市にて何か貢献できることはないだろうか?
ということで、地元狭⼭市在勤在中の諸先輩⽅からお声がけ頂き、ボランティアとして⼊会させて頂きたました。⽂字通り光陰⽮の如し、思い起こせば、瞬きのごとく時が流れました。実に楽しかった思い出しかありません!
⼊会当時、協会の全盛期を築き上げてくださった野⼝建司歴代会⻑(野⼝靖雄新会⻑のお⽗様)、そして野⼝歴代会⻑の後を引き継いだ實好前会⻑の背中を⾒ながら草の根国際交流の素晴らしさ、国境を超えた友情を育むこことの素晴らしさを体感させていただきました。
そして、直近の6年間、その築かれた絆を紡いでいくことの意義、使命感、そして根底にある会員の皆さまの⼈間愛の⼒をまざまざと⾒せていただきました。
2020年、東京オリンピック、パラリンピックを直近に控え、協会内外でおもてなしムードに湧き上がる⽮先、不意打ちのように私たちの前に⽴ちはだかった新型コロナウイルスによるパンデミック・・・
苦悩の⼀年を皆で乗り越え、現実と真摯に向き合い、お互い助け励まし合い、この激しく地球規模で変容する時代を共に⽣き抜いていく覚悟を持って、限られた時間、財源、そして⼈的資源で今出来ることをできる⼈達が出来るだけのことをするという精神の醸成が⼤切であると気づきました。正に今を⽣きる!です。
こういう時代だからこそ国境、⾔葉の相違、⽂化の違いを互いに真摯に受け⼊れて、理解し尊重し合い、互いに繋がることの意義を時代を担う次世代へ伝えていくことが私たちの使命であり、それがSIFA活動に携わる私たちの共通認識である世界平和の実現への⼀歩であると⼼より信じております。
⻑いようで短い6年間という時間を皆さまと切磋琢磨しつつ共有することが出来ましたことはかけがえのない私の財産であります。今後は⼀会員として微⼒ながら皆さまと共に活動させていただければ幸いです。本当に有難う御座いました。
令和3年5⽉8⽇
狭⼭市国際交流協会 第4代会⻑ 粕⾕充史
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